前回の記事にも書いたように、
Aさんの、
がっかり、すすり泣き・・・
・・・の後の、再訪問をしてきました。
ケアマネさんから、
「
ポータブルトイレの購入と、
車いすの使用(レンタル)で、話はまとまったので、納品して下さい。」
とのことだった。
ポータブルトイレの使用については、Aさんも、結構、
納得していた。
おそらく、トイレまで行くのが大変だったことがあるのだろう・・・。「念のためね・・・。あれば、安心ね・・・。」
そんな言葉が聞こえた。
しかし、
車いすについては、あまり気が進まないように見えた。ケアマネさんは、歩くのが大変だったことを相談されているし、何度も転倒していることも知っているので、車いすを(普段は使用しなくても)置いておいてもらったら?・・・みたいな話をする。
僕も、無理に置いていくのも、レンタルしてもらうのも気が進まない・・が、無理して歩行⇒転倒・・・という話も聞いてるし・・・
それに、前回、試しに持っていった車いすよりも、
全幅が狭く(屋内の出入り口の間口が狭いため)、
低床タイプの車いす(Aさんが小柄であり、足こぎも想定しているため)を持っていったが、
それでも、屋内を快適に車いす自走できるわけではない。 ※車いすに慣れていないのと、住環境のせいで。
・・・だからと言って、住宅改修をしてまで、車いすを使う・・・ということには、ならなそうだし・・・。
・・・今の状態で、体調の悪い時だけでも使用してもらい、操作に慣れてもらい、本格的に車いす生活になってしまったら、改めて、住宅改修をするのか・・・
簡単じゃないなぁ。。。今回は、いい意味で、ケアマネさんの【ごり押し】で、車いすを置いていく(レンタルする)ことになったが・・・
きっと、使わない 気がする・・・。で、また転倒・・・なんて、気が・・・。それから、ここで、書いておかなければならないのが、
Aさんは、かつて
介護保険での住宅改修を2度、行っており、
残りは3万円。
(介護保険での住宅改修の限度額は、20万円。うち、9割が償還払いされる。詳細は、またの機会に説明します。)
1回目は、他の業者さんが施工。
(ちょっと、僕的には、内容に不満。)
2回目は、僕が。
その僕が携わった住宅改修の内容は、
【歩行器を使用しての室内移動が安全にできるように】というのが目的だった。今から、2年前。
その際、【動線上の敷居段差の改修】を行ったのだが、僕は何度も、【
ミニスロープ設置による段差の解消】をするのではなく、【
敷居の撤去による段差解消】にしようと言っていたのだが・・・
難しい工事や、大げさな工事はしたくないから、【
ミニスロープ設置による段差の解消】でいいと。。。
その頃は、段差があっても、ミニスロープでも、安全に歩行ができていたけれど、なんせ、
進行性の難病。
身体状況は緩やかに低下し、
歩行器で安全に移動できなくなったり、車いすを自走しなければならない時が来るだろうから、【敷居の撤去】にしたかった・・・が。
2年経った今、そのミニスロープと敷居が、
車いす自走の、邪魔に・・・当時、Aさんに
「あなたは将来、身体状況が低下し、車いすになるから、敷居を撤去した方がいい」
なんて言えるわけもなく、すごく、やわらかく、それを表現するのが精一杯だった。
・・・が、うまく、納得してもらえなかったことが、今、後悔される。。。
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