■ 介護ベッドの利点と欠点<主な利点>・ベッド柵(サイドレール)が取り付けられることで、
寝返りや起き上がりがしやすい。・ベッドに腰掛けた状態(端座位)から、
立ち上がりがしやすい。 ≒ 離床しやすい。
・
ベッドの高さを調整することで、
介護負担が軽減される。
寝たきりの方の衣服の着脱介助、車いすへの移乗介助など
・電動機能を利用して、背上げ・脚(膝)上げ・高さ調整などが行える。
<主な欠点>・場所をとる。
・ベッドからの
転落のリスクがある。
・寝てる時間が増えてしまうことが、ある。
まぁ、他にも細かいことを言うと、もっと沢山あるでしょうが、全部を拾っていては、このシリーズ、先が長くなるかもしれませんので、このへんで。
さて、上記の利点を読んでいただき、
みなさん、是非とも、介護ベッドを使用しましょう!・・・なんて、僕が言うはずは、ありません。いやいや、皆さんに、買ってもらったり、レンタルしてもらわないと、
ウチの会社は儲からんのですがね(笑)。
・・・で、このブログでは、本当にしつこいようですが、
やはり大事なのは、
目的です!
というか、介護ベッドに限らず、【介護用品を使用する】というのは、
あくまで、
何かの【目的】を達成するための、ひとつの【手段】でしかありません。
これ、大事!しつこく、言っておきます。
【介護用品を使う】ことが目的ではありませんよ!
何かの目的のために、【介護用品を使う】んですよ!たとえば、
「うちのおばあちゃん、最近、脚(下肢)の筋力がなくなってきたみたいで、布団から、立ち上がるのが大変そう・・・そろそろ、介護ベッドを使用しなければ、ダメかしら・・・」
なんて、時は、よーく考えてみましょう!
言い換えると、この場合、例えば、【安全に立ち上がり、日常生活動作につなげたい】というのが【目的】だったりします。
つまり、その【目的】が達成されるのであれば、別に、【介護ベッドを使用する】以外の【手段】でもいいことがあります。
身体状況によっては、そのまま布団を使用し、手すりなど掴まる箇所や、小さなテーブルや台など(安定してるもの)に手をついたりして、立てませんか?
関連事例(エガコサクさんのブログ)
●バデイⅡ床用(モルテン)

※介護保険でのレンタル可。おそらく200~400円/月ぐらい。
●たちあっぷ(矢崎加工)

※画像以外にも色々なタイプがあります。
※介護保険でのレンタル可。おそらく200~400円/月ぐらい。
もしくは、介護ベッドではなく、家にあまっている普通のベッド(孫が使っていたものなど)でも十分かもしれません。
ちょっと、つかまるところが欲しい場合は、ベッド柵のような手すりを併用してもいいでしょう。
※ この場合は、ベッド(マットレス)の高さに気をつけましょう!
あまり低いものでも、高いものでも、動作がしにくいです。
●バディⅡ座位用(モルテン)

※介護保険でのレンタル可。おそらく250~450円/月ぐらい。
●たちあっぷ(矢崎加工)

※画像以外にも色々なタイプがあります。
※介護保険でのレンタル可。おそらく250~450円/月ぐらい。
それ以外のケースとしては、【歩くのが困難・不安定で、室内は、
這って移動している】方の場合、
安易にベッドを使用すると、ベッドに登る(?)のが大変だったりします。この場合、
布団の方が良かったりします。
すいませんね・・・なんか、あまりに、初歩的な話で。
でも、大事だと思うんですよねぇ・・・。
このぶんだと、【ベッド・シリーズ】、長くなりそうだけど・・・
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