前回、
使用できるか、できないか、不安だったのにも関わらず、
そんな選定をしたのは、
確かに、日中独居になってしまう利用者さんではあったけど、
毎日、
ヘルパーさんが入いる予定で、
場合によっては、使用状況の確認や、
“身体の動かし方”などを誘導できるかなぁ、と思ったから。
たいがい、福祉用具なんて、
はじめて使う利用者が、ほとんど。そして、「利用者」といっても、その年齢だけを考えても、
介護保険制度においては、40歳から、100歳を超える人までいるわけで、
それに加え、認知症などのケースもあるわけで、、、
その使い方の習得というか、
福祉用具(の使い方)を、理解して、使用するというのが、
難しかったりすることもある。
(特に、前回のような、ひと工夫したような時は。。。)
いやいや、
福祉用具専門相談員が、きちんと説明しろ!って話ですが、
だいたい、
納品して、使用方法をなんとか説明して、
言語誘導しているときは、できるんですよ。(いや、それでも出来ないときもあるけど(苦笑))
(↑そんな時は、再アセスメントです。。。)
大事なのは、
その後も、きちんとできるか?ということだったりして。
・・・で、
その確認は、誰がするの?とか、
できるまで、見守ったり、誘導したりするのは、誰が?ってことも考えたいところ。
やっぱり、介護者さんの見守りや、誘導が必要なこともあるし、
ケアマネさんも、使用状況の確認も必要でしょうし、
福祉用具専門相談員においては、納品後(1週間以内)の、
モニタリングも、必要でしょう。・・・で、、、、 逆に言うと、同じような身体状況の方でも、
その福祉用具の使用を、誘導できたり、見守ったりする人が、
いるか、いないかでも、
使用する(使用を勧める)福祉用具が、違ってくることもある・・・と、思う。
同じような身体状況でも、
日中独居なのか、介護者の見守りがあるのか、、、
もしかしたら、それは
当然のことなのだけれど、
そんなことも、
常に意識して、福祉用具の選定をしたいものです。ちなみに、(これが正しいのか、どうかは分からないけど)
床ずれ防止用具の選定の際、
静止型のウレタンマットレスにするか、(←俗に、“低反発、低反発”と、呼ばれているもの)、
エアーマットにするか、など、
悩んでしまうこともあるかと思いますけど、仮に、床ずれができてしまった時の、
“発見”までに、どのぐらいの時間がかかるかなんてことも考えると、どうでしょう。
同じような身体状況でも、
毎日、家族やヘルパーさんが、清拭・衣服の着脱などをしている時と、
(老老介護などで)週に1回程度の訪問入浴の時しか、
身体の状況を確認できない場合とでは、
床ずれ(に限らず)の発見までにかかる時間が異なるかも、しれない。
・・・で、あれば、
はじめから、
より床ずれのリスクを軽減できるタイプを使用する
なんて、ことも、“あり”だと思う。
(最終的に)選ぶのは、
福祉用具専門相談員でも、ケアマネでも、ない
けどね。
以上、です。。。いや~、
たかが、マットレス一枚の選定の話で、
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