2010年03月11日 00:05

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福祉用具を購入するにあたり、
ネットでも購入できるでしょうし、大きなドラッグストアーやホームセンターでも、買うことができるかもしれません。それから、場合によってはベッドも、家具屋さんなんかでも買えるかもしれません。
でも、できれば、
福祉用具は、買わないこと
です。
いや、「買うな。」と言いたいわけではなくて、
「結構、選ぶのは難しいですよ。」
と、言いたいわけです。
普段、それを仕事にしている僕でも、一回で正しい選択ができることは、困難を極めます。
それに、場合によっては、介護保険をはじめ、各種制度が利用できる場合もありますしね。
慌てて購入すると、決まって、ろくなことがありません。
買い物に失敗しても、諦めがつくぐらいの「小物」や「消耗品」ならともかく、車いす、歩行補助用具・シルバーカー、ベッドなんかは、まず、慌てては、いけない。
さて、福祉用具が、うまく使用できるかどうかは、
(1)要介護者・介護者が使えるかどうか(≒操作できるか)
(2)使用環境
が、大事だったりします。
(1)については、当然ですが、
「誰にでも使いやすい!」なんて、広告にのせられて購入すると、痛い目を見ます。
それに、使用者が「それを、使いたくない。」という場合も、よくあります。
よかれと思って買った杖、、、
「そんなもの、ついて歩けるか!」
と、怒る爺さん。。。
「せっかく買ってあげたのに!」
と逆ギレする家族・・・
・・・うん、なくは、ない(笑)。
(2)については、
「買ってみたら、部屋が狭くて使えない。」
とか、
「(屋内に)段差が多くて、使えない。」
とか、ね。
それから、結構、忘れられてしまうのが、
介助スペース や 動作のスペース が必要
ってこと。
「物は置けたけど、人が入れない、」とか、「物を置いたら、立つスペースがなくなった。」なんて、事態にならないように。
■ ポイント ■
・福祉用具は、慌てて買わない。
・要介護者が、使いたいと思っているかは、分からない。
・使用環境も大事。
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