2008年05月10日 11:39

本人・家族さんからの希望、要望にしろ、
ケアマネさんからの話にしろ、
PT,OTさんの家屋調査票(≒住宅改修等の提案)にしろ、
「トイレに縦手すりを、1本つけてださい。」
と、言われた場合、、、
取り付けを依頼された業者さんのレベルについて、考えてみる。
これは、あくまで、僕個人の考えです。
そして、ちらっと、偉そうなことを書きますけど、すみません。。。
■ 問題外レベル
【壁面の下地などの状況で、
手すりを取り付けられる箇所に、取り付けるレベル】
「はい、分かりました。」と、
「手すりは動作の支援/補助である」という概念など頭になく、
壁面の下地の状況などで、【取り付けられる箇所に取り付けるレベル】。
これは、問題外。
意味のない手すりが取り付けられる可能性、大。
■ 初級レベル
【適切な箇所に手すりを取り付けようとするレベル】
「手すりは動作の支援/補助である」ということは分かっているので、
「適切な箇所に手すりをつけよう。」という気持ちがある。
「ここに取り付けてください。」という指示などがあれば、
間違いなく取り付けてくれるレベル。
家屋調査票に、「手すり、床から○○センチ」などの、取り付け位置が書いてあれば、安心。
それが書いてない場合は、取り付け位置を確認してくれるので、安心。
■ 中級レベル
【どんな動作の支援をするための手すりなのかを理解し、
適切な手すりを取り付けられるレベル。】
「トイレに縦手すり1本取り付ける」という場合、
おそらく、多くの場合は、便座からの立ち上がり補助などが目的だと思うが、
そうじゃないこと、それ以外のことも求められていることもある。(※1)
このレベルの業者だったら、
より良い手すりの提案も、期待できる、かも。。。
・・・というか、
僕は、そうしていきたい。
じゃないと、
「福祉住環境コーディネーター」とか
「福祉用具プランナー」とか、
「福祉用具専門相談員」の、
存在意義が、ない。
□ 上級レベル
僕は、まだ、たどりつけない。。。
どんな世界だろう。。。
・・・と、他の業者さんがお休みであろう土日に、記事をアップ(笑)。
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