2008年05月15日 03:05

子供を保育園に連れて行く準備などで忙しい朝に、
新聞を読む時間などなく、(本当は、起きるのが遅いだけ(苦笑))
そんなきゅうべぇは、朝イチでGMさんのブログをチェックしています。
しかも、携帯で。
(なので、GMさんには、ブログを頑張ってもらわないといけません(笑))。
そんな、GMさんのブログで知った、次のニュース、、、
■「軽度」除外で介護給付2兆円超削減、財務省が試算(読売新聞)
さすがに、携帯からでは見づらいので、しみじみパソコンで読んでみると、
なかなかに、インパクトのあるニュース。。。
敬意をこめて、トラックバックです。
さて、このニュースを、
普段は、数字的な話(売上、利益)などあまり気にしていないきゅうべぇが、
あえて、福祉用具(貸与事業所)の経営側から見てみると、
①「軽度の要介護者」を、完全に介護保険の対象から外した場合
これに関しては、すでに2年前より行われている「軽介護者への福祉用具貸与の“抑制”」ともいうべき制度改正の影響のほうが、よっぽど大きい。
たしか当時、福祉用具レンタル市場全体で、いきなり3割減の“給付抑制”。それに比べりゃ、、、
感覚的には、10~20%減ぐらいかな。。。
それに、杖、歩行器などの安価な物は、購入という流れもでてくるだろうし。
②洗濯や掃除など「生活援助」だけを介護保険の対象から外した場合
うん、福祉用具貸与には、ほぼ影響なし、かな。。。
③保険対象を現在のままとし、
軽度の要介護者の自己負担割合を現行の1割から2割に引き上げた場合
正直、これが、一番ツライんじゃないかと思う。
その前に、、、
自己負担が2割になっても、保険給付で8割はいれば、
トータルは同じだけの収益があるんじゃないかと思われるけれど、
おそらく、、、
自己負担が2倍になると、支払う利用者側からすれば、
今までと同じサービスを、同じだけ利用しても、
支払いが2倍になるというわけで、
「サービスの利用を減らす」
という考えが浮かぶはず。
訪問介護、訪問看護、デイサービスなどは、
利用回数が減へば、そのまま収益減。
さて、福祉用具レンタルは、、、というと、
せっかく、「身体状況などに合わせての福祉用具の選定」という流れが主流になりつつあるのに、おそらく、「価格重視の選定」が復活!するでしょう。
((( そうなっても、どうせ、「福祉用具選定の質(福祉用具専門相談員の質」とかを、求めるんでしょ?・・・無理、無理(笑)。 )))
ちなみに、福祉用具貸与は、訪問介護、訪問看護、デイサービスなどと異なり、
レンタル料が自由価格。
つまり、ベッドを幾らで貸してもいい。
※ とは言っても、よっぽどの、悪徳グループ企業でないかぎり、
高額のレンタル価格の設定では、利用者がいない。
たとえば、現在、
1割自己負担で、1,000円/月のベッドがあったとすると、
2割自己負担で、2,000円/月になるわけですが、
(ここからが、ツライところ・・・)
おそらく、訪問介護などと異なり自由価格なら、
「1,500円/月ぐらいで、貸してくれませんか?」的な話がでてくる気がする。。。
これは、二重価格(一物二価)が禁止されている現状を考えると、非常に、ツライ。
利用者負担で、500円/月の増減でも、事業所としては、2、500円/月の増減(25%減)。
しかも、納品、メンテナンスの手間は同じだけかかるのに(苦笑)。
まっ、いずれ、介護保険の利用料は、
1割負担から、2割、3割・・・と、なっていくんでしょうが。。。
1,000円/月のベッドが、3,000円/月になったら、
介護ベッドのレンタルなんて借りないで、
「通販とかの安価なリクライニングベッドを買う」
という流れになっていくことでしょう。
ちなみに、「通販とかの安価なリクライニングベッド」と
俗に言われる「介護ベッド」との違いも、そのうち、記事にします・・・必要であれば。
私は、そんな改正案に反対します!
同意のポチッ!↓↓↓

新聞を読む時間などなく、(本当は、起きるのが遅いだけ(苦笑))
そんなきゅうべぇは、朝イチでGMさんのブログをチェックしています。
しかも、携帯で。
(なので、GMさんには、ブログを頑張ってもらわないといけません(笑))。
そんな、GMさんのブログで知った、次のニュース、、、
■「軽度」除外で介護給付2兆円超削減、財務省が試算(読売新聞)
さすがに、携帯からでは見づらいので、しみじみパソコンで読んでみると、
なかなかに、インパクトのあるニュース。。。
敬意をこめて、トラックバックです。
さて、このニュースを、
普段は、数字的な話(売上、利益)などあまり気にしていないきゅうべぇが、
あえて、福祉用具(貸与事業所)の経営側から見てみると、
①「軽度の要介護者」を、完全に介護保険の対象から外した場合
これに関しては、すでに2年前より行われている「軽介護者への福祉用具貸与の“抑制”」ともいうべき制度改正の影響のほうが、よっぽど大きい。
たしか当時、福祉用具レンタル市場全体で、いきなり3割減の“給付抑制”。それに比べりゃ、、、
感覚的には、10~20%減ぐらいかな。。。
それに、杖、歩行器などの安価な物は、購入という流れもでてくるだろうし。
②洗濯や掃除など「生活援助」だけを介護保険の対象から外した場合
うん、福祉用具貸与には、ほぼ影響なし、かな。。。
③保険対象を現在のままとし、
軽度の要介護者の自己負担割合を現行の1割から2割に引き上げた場合
正直、これが、一番ツライんじゃないかと思う。
その前に、、、
自己負担が2割になっても、保険給付で8割はいれば、
トータルは同じだけの収益があるんじゃないかと思われるけれど、
おそらく、、、
自己負担が2倍になると、支払う利用者側からすれば、
今までと同じサービスを、同じだけ利用しても、
支払いが2倍になるというわけで、
「サービスの利用を減らす」
という考えが浮かぶはず。
訪問介護、訪問看護、デイサービスなどは、
利用回数が減へば、そのまま収益減。
さて、福祉用具レンタルは、、、というと、
せっかく、「身体状況などに合わせての福祉用具の選定」という流れが主流になりつつあるのに、おそらく、「価格重視の選定」が復活!するでしょう。
((( そうなっても、どうせ、「福祉用具選定の質(福祉用具専門相談員の質」とかを、求めるんでしょ?・・・無理、無理(笑)。 )))
ちなみに、福祉用具貸与は、訪問介護、訪問看護、デイサービスなどと異なり、
レンタル料が自由価格。
つまり、ベッドを幾らで貸してもいい。
※ とは言っても、よっぽどの、悪徳グループ企業でないかぎり、
高額のレンタル価格の設定では、利用者がいない。
たとえば、現在、
1割自己負担で、1,000円/月のベッドがあったとすると、
2割自己負担で、2,000円/月になるわけですが、
(ここからが、ツライところ・・・)
おそらく、訪問介護などと異なり自由価格なら、
「1,500円/月ぐらいで、貸してくれませんか?」的な話がでてくる気がする。。。
これは、二重価格(一物二価)が禁止されている現状を考えると、非常に、ツライ。
利用者負担で、500円/月の増減でも、事業所としては、2、500円/月の増減(25%減)。
しかも、納品、メンテナンスの手間は同じだけかかるのに(苦笑)。
まっ、いずれ、介護保険の利用料は、
1割負担から、2割、3割・・・と、なっていくんでしょうが。。。
1,000円/月のベッドが、3,000円/月になったら、
介護ベッドのレンタルなんて借りないで、
「通販とかの安価なリクライニングベッドを買う」
という流れになっていくことでしょう。
ちなみに、「通販とかの安価なリクライニングベッド」と
俗に言われる「介護ベッド」との違いも、そのうち、記事にします・・・必要であれば。
私は、そんな改正案に反対します!
同意のポチッ!↓↓↓



コメント
きゅうべぇ | URL | qwKvtbg.
GMさんへ
GMさん、頼りにしてます。
>私らが高齢者になった時
おそらく、あらたな制度などがつくられ、あたらな税金(保険料)が、とられているのでしょうか。。。そして、その制度でも、万全じゃない。。。とほほ。。。
( 2008年05月16日 12:27 [Edit] )
GM | URL | JalddpaA
ブログの更新、がんばります(笑)。
ちなみに介護保険料の自己負担割合はいずれ増えていくことになると私も思いますね。医療保険と同じような道を歩むことになるでしょう。
完璧な制度、なんてものは存在しないし、それを求めるほどユートピアンな性格はしとりませんが、私らが高齢者になった時、日本の福祉はどうなってるんでしょうねぇ。
( 2008年05月15日 22:55 [Edit] )
コメントの投稿