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福祉用具とヘルパーと、担当者会議と連絡・連携

2010年04月26日 15:14

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前回の記事もそうだけど、

もうちょっと、「連携しようよ」と思うことがあったので、書いておきます。

※ 介護者、要介護者のみなさん、このようなケースばかりではないので、ご安心を。



・独居の女性。家族は県外に住んでおり、ほとんど来ない。

・自宅内は、車いす自走。

・外出は通院のみで、ヘルパー(家政婦?ともかく、保険外)による介助。玄関先から駐車場にかけての階段は、スロープ(レンタル)を使用し、車いす介助。



という状況で、

先月、僕の訪問時に、その県外に住む家族が来ており、車を使わないからと、駐車場に車をとめて帰った。


車があっては、スロープを設置できないことを知っている僕としては、まぁ、ケアマネに連絡しますわね。



・・・で、ちょうど、今月、担当者会議。



もちろん、駐車場に車は停まっているわけで、先日の通院時は、どうやって外出したのか確認したところ、

庭の方から、歩行介助(一部、歩行器使用)で外出したとのこと。


はい、「やめてください」という感じです。


自力での立ち上がり動作がままならないぐらいの人が、居室の掃きだし窓から、高さ20センチ以上の段差を二段おりて庭におり(手すりなし)、

そこから道路面まで、また、20センチの段差を2~3段降りる。

ちなみに、庭には、敷石がところどころに・・・。




僕は、連絡しましたよ、ケアマネに。

「こんな状況になってますけど、通院の時、大丈夫ですかね?」

と。



いや、100歩譲って、そのヘルパー(家政婦?)がそのことを知らずに通院日に来てしまって、

緊急的な方法として、その時は、歩行介助で通院したとしよう。


であっても、そのことを、ケアマネに報告せい!


仮に、その人がヘルパーでなくて、家政婦だったとしても、当然、介護保険での事業を行っている事業所だし、

以前、「住宅改修をはじめ、住環境を整備する際に必要だから、通院時の介助の仕方や移動の様子を知りたい」と、僕からのオファーで、担当者会議にも来てもらったことがあり、

ケアマネとも、もう、顔見知りだろ?


なんで、連絡できんかね。



まぁ、200歩譲ったとしても、次の「続き」には、びっくりしましたね。


いや、歩行器を使用できるような階段ではないのですよ、幅、奥行きともに。



どうやって降りたかと詳細を聞きたくなりますわね。



そしたさ、


「スロープを使った(2つ折りのスロープ)」


というわけですよ。




階段から道路にかけては、門扉があり、幅はおそらく60~70センチ。



駐車場に車が停まっているのを知ったとき、本人にも言ったのよ、

「庭のほうの階段では、スロープを使える幅はない」

って。



で、でました、



スロープ半開きの上を歩行。



・・・ありえないでしょ。




そう、思うのは、僕だけ?



その半開きのスロープの上(幅40センチ弱)を、歩行器(固定型)を横向きに使って、移動介助って、


やってて、安全な介助だと思ってんのかいな?


もう、何百歩譲ったか忘れたけど、

それが1回だけだったらまだしも、


ケアマネに、なんの連絡しないって、

今後も、それを、続ける気?



理解不能。




前から思ってたんだけど、

ヘルパーの「福祉用具の知識や使い方」って、すごく大事で、

利用者・家族って、場合によっては、僕らが説明したりする回数よりも、ヘルパーの使い方を見ている回数のほうが多いわけでしょ。


それを、「正しい使い方」って思うじゃん?



自力で起きあがりできない利用者を起こす時も、正直、電動をつかわないで「ほいっ」と起こすことの方が手早いこともあるのかもしれないけどさ、

介護者のばあちゃんの前ではさ、わざわざ、電動を使ってあげようよ。

ばあちゃんでもできる介護方法をさりげなく教えるってのも、仕事だと思うけどね。


それから、「肘掛け」などが外せたり、跳ね上げたりできる車いすに移乗させるときもさ、そのまま「ほいっ」と移乗させないでさ、「肘掛け」を外して移乗してもらいたいと思うよね。


その辺の説明は、福祉用具屋の仕事と言われてしまえば、それまでだけど、

たまにしか来ない福祉用具屋の最もらしい説明より、

身近なヘルパーの使い方のほうが、よっぽど、印象に残ると思うんだよね。



なんか、話まとまらなかったけど、

なんか、勢いでポメって(※)、携帯からアップした。



(※)ポメラでメモっての意味。




PS.

前記事のコメント返信、ちょっと、待っててください。すみません。


コメント

  1. きゅうべぇ | URL | -

    ケアトモさん

    あっ、ケアマネさんなんですね。
    この件は、当然、僕にもやれること(やるべきこと)があるはずですし、ヘルパーやケアマネにも、やれること(やるべきこと)があると思うのですが、
    個人的には、ケアマネを中心に、専門職(サービス提供者)同士も連携・連絡するというか、利用者(のニーズ)に接することができると良いなぁと思うのですよ。

    PS.今、いろいろと対策をねってるところでーす。

  2. ケアトモ | URL | -

    返信ありがとうございます

    きゅうべぇさん 返信ありがとうございます

    確かに
    このような状態を一番把握していなければいけないケアマネは
    何してるんですかっ!?と言いたくなってしまいますね。

    私もケアマネ(未熟者ですが)しております、きゅうべぇさんのブログ
    読ませていただき、連携・連絡の大切さを再認識しました^^;

  3. きゅうべぇ | URL | -

    Re: タイトルなし

    ケアトモさん、はじめまして。
    ブログ更新も、すっかりゴールデンウィーク休みになっておりまして、返信遅くなりました、すみません。

    この記事は、感情のまま、ちょっと勢い余って書いたので、今読み返すと、若干、本題からずれていると思いますが、一番言いたいのは、連絡・連携をしようよということですね。

    ヘルパーを責めてるような内容になってしまいましたが、ケアマネにも、ちっと言いたいことがあって、「こうゆう状況になってるようだけど、通院介助の方法、どうしましょうか?」と、ヘルパーに確認したり、そのための担当者会議を開催したっていいんじゃないかって思ったりもしましたね。

  4. ケアトモ | URL | SFo5/nok

    きゅうべえさん、はじめまして。
    ヘルパーさんは介護用品のプロではありません
    常識的に考えてスロープをそのように使う事はないだろう、と思っても
    その常識が通じない方もいらっしゃいます。

    先月きゅうべえさんからケアマネさんに連絡した事はとてもすばらしい
    事だとは思いますが(当然と言われるかもしれませんが、事業所によっては見かけても見ぬふりのが多いです)
    連絡後のアフターフォローやスロープ納品時の担当者会議?でも当然リスクマネジメントする必要があったのではないでしょうか?
    厳しい見方ですいません。

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