2007年09月24日 08:45

自分でブログをはじめてから、いろいろな方のブログを見るようになりました。
そんな中で、認知症の家族を介護している方のブログが多いように感じたので、自分のブログの中でも、少しはお役に立てば・・・という記事を書ければいいなぁ・・・と思いました。
今回は、まず、リフォーム(住宅改修)についてです。
普段、僕が相談を受ける時に、一番気をつけていることが、リフォームすることでの、本人さんへの影響です。
特に、大掛かりなリフォームは、本当に慎重になります。
これは、福祉住環境コーディネーターのテキストや、各介護関係の書籍の中にも書いてあることですが、そのリフォーム後、以前の環境と変わってしまうことで、認知症のご本人さんがそれを認識できるとは限らず、かえって混乱や不安を抱かせてしまうリスクがあるということです。
認知症や介護の知識のない業者さんに工事を頼む時は、注意したほうがよいと思います。
僕は、手すり1本でも、「この方は、これを認識し、きちんと使えるかどうか」を、本気で考えます。
※ 場合によっては、レンタルの手すりなんかを試してみます。
以前、認知症の方のリフォームではありませんでしたが、僕が、介護用品の業者という立場で、利用者さんや、その他関係者と会ったときに来ていた工務店の方で、こんな方がいました。
工:自信満々に
「ウチは何度も、(高齢者・介護リフォーム)やってるから!!」
僕:とぼけて
「どのぐらいやられてるんですか?」
工:「もう、10件はやったね!」
僕:「・・・。・・・。・・・。」
10件ぐらいなら、僕の1~2ヶ月の件数です。
(手すり1本の小さな工事も含めます。)
年間60~100件の介護リフォームを行っている僕でも、毎回、身体状況・介護状況・家屋状況の違いに悩み、簡単だと思うようなリフォームなんて、そうそうありません。
「手すりの取り付け」なんて、簡単な工事に見えますが、僕は、一番難しい工事だと思っています。
もちろん、あまりに不安げな業者さんには、頼まない方がよいでしょうが、「できる!」と思っているだけの業者さんには、絶対、頼まないほうがいいと思います。
どんな業者さんがいいのか?いい業者さんの見分けかたは?
・・・これは、難しいですねぇ。
でも一つだけ言えることは、
「家」を見てる業者さんより、「本人・家族」を見てる業者さんのほうがいいです。
例えば、はじめての打ち合わせの時に、いきなり、工事箇所について聞いてくる業者さんじゃなく、本人の身体状況・介護状況を聞いてくる業者さんでなければ、問題外です。
(もちろん、段取りとして、工事箇所を確認する場合もあります。)
介護のリフォームは、家のリフォームではありません。
ライフスタイル、介護スタイルのリフォームです。
どんなにキレイに立派にリフォームできても、生活や介護状況が改善させなければ、なんの意味もありません。
こんな大きなことを書きましたが、僕自身、まだまだです。
いつになっても、一年前、半年前の自分の実力・能力を恥ずかしく思っています。
だんだん、話が認知症からずれてきてしまったので、このへんにしときますが、たとえ小さな工事でも、部屋の模様替えでも、認知症のある本人さんへの影響を考えながら、やっていきましょう!僕も、そうします!
そんな中で、認知症の家族を介護している方のブログが多いように感じたので、自分のブログの中でも、少しはお役に立てば・・・という記事を書ければいいなぁ・・・と思いました。
今回は、まず、リフォーム(住宅改修)についてです。
普段、僕が相談を受ける時に、一番気をつけていることが、リフォームすることでの、本人さんへの影響です。
特に、大掛かりなリフォームは、本当に慎重になります。
これは、福祉住環境コーディネーターのテキストや、各介護関係の書籍の中にも書いてあることですが、そのリフォーム後、以前の環境と変わってしまうことで、認知症のご本人さんがそれを認識できるとは限らず、かえって混乱や不安を抱かせてしまうリスクがあるということです。
認知症や介護の知識のない業者さんに工事を頼む時は、注意したほうがよいと思います。
僕は、手すり1本でも、「この方は、これを認識し、きちんと使えるかどうか」を、本気で考えます。
※ 場合によっては、レンタルの手すりなんかを試してみます。
以前、認知症の方のリフォームではありませんでしたが、僕が、介護用品の業者という立場で、利用者さんや、その他関係者と会ったときに来ていた工務店の方で、こんな方がいました。
工:自信満々に
「ウチは何度も、(高齢者・介護リフォーム)やってるから!!」
僕:とぼけて
「どのぐらいやられてるんですか?」
工:「もう、10件はやったね!」
僕:「・・・。・・・。・・・。」
10件ぐらいなら、僕の1~2ヶ月の件数です。
(手すり1本の小さな工事も含めます。)
年間60~100件の介護リフォームを行っている僕でも、毎回、身体状況・介護状況・家屋状況の違いに悩み、簡単だと思うようなリフォームなんて、そうそうありません。
「手すりの取り付け」なんて、簡単な工事に見えますが、僕は、一番難しい工事だと思っています。
もちろん、あまりに不安げな業者さんには、頼まない方がよいでしょうが、「できる!」と思っているだけの業者さんには、絶対、頼まないほうがいいと思います。
どんな業者さんがいいのか?いい業者さんの見分けかたは?
・・・これは、難しいですねぇ。
でも一つだけ言えることは、
「家」を見てる業者さんより、「本人・家族」を見てる業者さんのほうがいいです。
例えば、はじめての打ち合わせの時に、いきなり、工事箇所について聞いてくる業者さんじゃなく、本人の身体状況・介護状況を聞いてくる業者さんでなければ、問題外です。
(もちろん、段取りとして、工事箇所を確認する場合もあります。)
介護のリフォームは、家のリフォームではありません。
ライフスタイル、介護スタイルのリフォームです。
どんなにキレイに立派にリフォームできても、生活や介護状況が改善させなければ、なんの意味もありません。
こんな大きなことを書きましたが、僕自身、まだまだです。
いつになっても、一年前、半年前の自分の実力・能力を恥ずかしく思っています。
だんだん、話が認知症からずれてきてしまったので、このへんにしときますが、たとえ小さな工事でも、部屋の模様替えでも、認知症のある本人さんへの影響を考えながら、やっていきましょう!僕も、そうします!
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( 2007年09月24日 18:58 )
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