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手すりの取り付け■基本の「ほ」

2007年10月19日 23:39

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手すりの取り付け■基本の「き」の続きです。



【ぶんねん】さんからのコメントにもあったように、手すりの太さや、形状も大事です

福祉住環境コーディネーター的に書くと、
高齢者の場合、【手すり】の直径は、たしか28~36㎜ぐらいの範囲のものが、つかみやすいとされています・・・が、

こんな数字を覚える必要は一切ありません。

(福祉住環境コーディネーターの資格を
 取得しようと思っている人以外は。)


本人、家族さんは、業者に手すりの見本を何本か持ってきてもらって、実際、握ってみることです。

または、通っているデイサービス病院、その他、手すりは色々なところについてますので、それを参考にしてしまいましょう

 ただし、公共施設など不特定多数の人が使用する手すりは、
  在宅の場合と違い、より強度を求められているため、
  やや太めのものが多くなっています。


それに、厳密に言ってしまうと

垂直方向につける手すり(縦手すり)の太さと
水平方向につける手すり(横手すり)の太さとでは、

使いやすい太さが異なることもあります。

それは、手すりの目的が違うからです

勿論、使用する人の身体状況にもよりますが

垂直方向につける手すり(縦手すり)は、主に、
握って、立ち上がるなどの動作に使用し、

水平方向につける手すり(横手すり)は、
掴む・握るというよりは、
手を滑らせて使用したり、押して立つなどの使い方をします。 ※ 勿論、握って使うこともあります。

・・・ので、

垂直方向につける手すり(縦手すり)は、やや細め
水平方向につける手すり(横手すり)は、やや太め

の方が良い・・・ということもあります。

・・・ただ、そこまで考えなくてはならないケースは少なく、
だいたいは、同じ太さの手すりを使用することが多いです。


まぁ、今の話は、ちょっと難しいので忘れてもらって・・・


リウマチなどで指の関節に痛みや変形があったり、
筋の緊張麻痺・拘縮・・・

本当に、身体状況によって、
使いやすい手すりの太さ・形状は異なります。


ですので、見本などを持ってきてもらうなど、
手すりは、実際に握ったことのあるものを取り付けてもらいましょう!


■手すりの形状の例■

●よく見る丸棒




●握りやすいギザギザ
czl-4000-2.jpg



●手すりの上面が平らになっているもの
(手すりを握ることが難しい人などに使用)
rail17_04.jpg
rail17_07.jpg



その他にも、何種類かありますが、このあたりがポピュラーですかね。




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